医療

福祉

情報系

分野連携
遠隔PBL授業

共生社会の実現のために

学びあい・身につける分野連携力

分野連携遠隔
PBL 授業の概要
将来が予測できない現代社会には、様々な社会問題や課題が存在します。この分野連携遠隔 PBL 授業では、答えが定まらない問題に対して、多分野で構成されたグループが一連の学修プロセスを通して、課題解決方法を探っていきます。グループは医学、歯学、薬学、看護などの医療領域だけではなく、栄養、社会福祉、情報コミュニケーションなど多分野により構成されています。ここでは、ICT 学修支援システムを活用することで分野連携遠隔 PBL 授業を可能にしました。この授業では、様々な分野の視点を取り入れながら、設定されたテーマの課題解決にグループで取り組むことを通して、その実際を学びます。

多職種連携授業の意義

厚生労働省が推進している地域共生社会では、利用者のニーズに合わせて保健医療福祉サービスを統合して提供する体制が求められ,これからの時代には,連携する力がますます重要になります。保健、医療、福祉などの分野を超えた連携力を身に付けるために、 WHO が推奨している双方向学修である問題基盤型学修 Problem Based Learning PBL )のオープン教材を開発しました。本教材を活用して、専門職連携に関連する知識やスキルの習得を目指してください。

ウェブ上のプラットホーム活用(遠隔授業)

この教材はウェブベースのプラットホームを活用して制作されています。主にGoogle Document (文書作成)や Google Slide (スライド作成)といった無料のオンラインクラウドアプリケーションが基盤となっています。ビデオ会議ツール Zoom と非同期チャットアプリ Line も組み込まれており、異なる大学間のシームレスな遠隔授業を実現します。この教材を用いて、全国の大学が連携する分野連携 PBL 授業を体験してみましょう。なお、利用には Google アカウントが必要となりますが、無料版でも可能です。大学のメールアカウントが Google アカウントである場合は、そのアカウントを利用できます。

授業の方法

1週目 事前準備

学生グループが課題に取り組むために、最低限必要な情報や取り組み方を提供する。

授業ビデオ「事前準備_ネットオリエンテーション」を視聴してください

1

目的

将来が予測できない時代に社会の課題を解決していくためには、答えが定まらない具体的な問題を多面的に捉えて解決を目指すグループ学修が、生涯学修につながるアクティブラーニングとして極めて重要である。この授業では、健康長寿社会に活躍できる人材の育成を目指して、多分野の人たちとともに主体的な学びの能力を身につけさせる。そのために、保健、医療、福祉介護、栄養の学生グループがICTシステムを活用して、分野横断して社会の問題に取り組み、健康長寿社会の実現を考える。

2

本事業の一般目標

健康長寿社会で活躍できる人材とになるために、分野横断して社会の問題に取組み、多分野の学生とともに主体的な学びの能力を身につける。

3

方法

上記の目的を達成するために、2年生が参加する第1段階では自分が健康長寿を全うするために何に気をつけるか、また自職種としてどのようにすべきかを考え、多分野の学生と各自の考えを共有してディスカッションを行うことにより、多職種の役割を知る。

4年生が参加する第2段階では健康長寿社会を実現するために、地域の事例について多分野の学生とディスカッションを行い、多職種がどのように連携すべきかを考える。

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授業の概要

  1. ① 「与えられた情報を鵜呑みにせず、複数の視点から注意深く論理的に分析し、本質を見抜く能力や態度(クリティカルシンキング)を身につけることを目標とし、ICTを活用したプラットフォームで行います。
  2. ② 課題は健康長寿社会実現に関連する地域における事例とします。
  3. ③ オリエンテーション後、1)問題発見と整理、2)学修項目の決定、3)学修内容の共有と問題解決策の検討、4)教員に問題解決策を説明、からなる計4回の授業を実施します。
  4. ④ 1回のネット授業は2時間程度とします。
  5. ⑤ グループにファシリテーターとして1教員を配置します。
  6. ⑥ 参加学生はネット上のディスカッションに関するマナーを事前に学び、ネット授業期間中は学生用ネット会議室を自由に利用できます。
  7. ⑦ クリティカルシンキング、コミュニケーション、振り返りなどのルーブリック評価を行います。

ネット授業1までに各自が行うこと

  1. ① 授業ビデオ「分野横断PBL授業の目的と授業の進め方」の視聴
  2. ② 目標書き出しシートの記入
  3. ③ ICT学習支援システム(グレクサ)資料の確認
  4. ④ アンケートⅡに回答
  5. ① 授業ビデオ「ネット授業1の進め方」の視聴
  6. ② 学生用ガイド(ネット授業1)に目を通す
5

e-ポートフォリオについて

6

アンケートⅡに回答してください

分野連携授業に参加する(2年生の授業に参加する)前の状況をなるべく思い出して、回答してください。

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学生が身につける能力

  1. ① 与えられた情報を鵜呑みにせず、多面的な視点で問題を発見できる。
  2. ② 課題解決のために、エビデンスの高い適切な情報を活用できる。
  3. ③ 多様な知見・価値観と独自の視点を活かした合理的な判断に基づき、問題解決(対応策)を立案できる。
  4. ④ 問題解決をするために論理的に思考し、表現できる。
  5. ⑤ 自分の意見を分かりやすく他者に伝え、他者の意見を傾聴し、積極的で効果的なグループ討議ができる。
  6. ⑥ 適切な自己評価とさらに改善する方法を模索できる。
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自己評価と教員評価

  1. ① 与えられた情報を鵜呑みにせず、多面的な視点で問題を発見できる。
  2. ② 課題解決のために、エビデンスの高い適切な情報を活用できる。
  3. ③ 多様な知見・価値観と独自の視点を活かした合理的な判断に基づき、問題解決策を立案できる。
  4. ④ 問題解決をするために論理的に思考し、表現できる。
    • 学生は提出した「学修成果のサマリー」について「提出物に関するルーブリック評価」を行う。
    • 教員は研究レポート:「泉さん家族の問題への対応策と健康長寿社会実現に向けての滝山地区(団地を含む)での取り組みについて」A4 2枚以内について、「提出物に関するルーブリック評価」行う。
  5. ⑤ 自分の意見を分かりやすく他者に伝え、他者の意見を傾聴し、積極的で効果的なグループ討議ができる。
    • 毎回ネット授業の最後に行う振り返りでルーブリック評価を用いて自己評価する。
    • 教員は「グループディスカッションに関するルーブリック評価」を用いて、学生評価を行う。
  6. ⑥ 適切な自己評価とさらに改善する方法を模索できる。
    • 毎回ネット授業の最後に行う振り返りの様子と電子ポートフォリオ提出物(目標書き出しシート、振り返りシート、成長報告書)を読んで、「電子ポートフォリオに関するルーブリック評価」を用いて学生評価を行う。
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ルーブリック評価について

本日のネット授業における振り返り

本日のグループディスカッションについて自己評価(ルーブリック評価)をしてください。以下の3つの観点について、該当するレベルをクリックしてください。

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提出物、作成期限

ネットオリエンテーション 30分
時間の目安 30分
  • グループメンバー、ファシリテーター自己紹介
  • 4日間の役割分担表を仕上げる
  • LINEのグループを形成

2週目 高齢夫婦の問題を把握する

ビデオの視聴、シナリオ、資料を読みグループディスカッションを行う。
シナリオや資料からグループで重要な情報を抽出し、プロブレムマップの作成を通して、高齢夫婦の問題を把握する。

授業ビデオ「ネット授業1の進め方」を視聴してください

ネット授業1 120分
時間の目安 30分

授業ビデオを視聴してください

  • シナリオを声を出して読む(1パラグラフずつ回し読み)。
  • 資料を読む(担当分野の学生が簡単に説明)
    • 医科診療録
    • 歯科診療録
    • 薬剤服用歴管理記録

シナリオや資料にはアンダーラインやマーカーで印をつけたりすることができます。また後で重要な情報を整理する際には、コピーすることもできます。

問題は何か? 時間の目安 50分

グループワーク1

重要な情報をホワイトボードに書き出し、原因や関連など何でも思いついたことをディスカッションする。

  1. ① シナリオについて、重要な情報(語句)は何かをよく考え、「重要な情報」の欄に記入してください。
  2. ② 重要な情報(語句)についての疑問や関連性などを「疑問と関連性」の欄に記入してください。
  3. ③ わからないことがある場合は「不明」の欄に記入してください。

休憩 5分
問題を整理する 時間の目安 20分

グループワーク2

重要な情報をポストイットに記入してプロブレムマップを作成する(時間内にできるところまで)。

  1. ① 「泉さんの名前・年齢・性別」を中心に記入し、関係の深い「重要な情報」が近くになるように位置を決めて、「島」を作ってください。
  2. ② 「重要な情報」同士の関連性や因果関係を考え、矢印、線を記入してください。

時間の目安 15分

授業の振り返り

本日のグループディスカッションについて自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

グループ学修で作成したプロブレムマップをもとに、個人でプロブレムマップを作成する。

授業ビデオ「自己主導型学修1の進め方」を視聴してください

問題を整理する

グループで作成したプロブレムマップをもとにプロブレムマップを作成する。

  1. ① 「ネット授業1グループワーク2」で作成したプロブレムマップを「自己主導型学修1」自分の氏名が書いてあるファイルにコピーする。
  2. ② グループで作成したプロブレムマップをもとに、個人で追加、修正する。
  3. ③ 「島」の名前(問題点)を決めて、線で囲む。

ネット授業2までに各自が行うこと

1. 授業ビデオ「ネット授業2の進め方」の視聴
2. 個人で作成したプロブレムマップを「ネット授業2グループワーク1」のファイルにコピーする(ファイルは共有され、全員が見られるようになる)。

3. 他の学生の作成したプロブレムマップに目を通しておく。
3週目 高齢夫婦の問題を整理して、問題を解決するための学修項目を決める

自己主導型学修で作成したプロブレムマップをグループ内で共有して、
ネット授業1で作成したプロブレムマップを修正し、問題を把握し、解決するための学修項目を決定する。

授業ビデオ「ネット授業2の進め方」を視聴してください

ネット授業2までに各自が行うこと

1. 授業ビデオ「ネット授業2の進め方」の視聴
2. 個人で作成したプロブレムマップを「ネット授業2グループワーク1」のファイルにコピーする(ファイルは共有され、全員が見られるようになる)。

3. 他の学生の作成したプロブレムマップに目を通し、どのようなグループプロダクトにするかあらかじめ検討しておく
  1. ① 6人分のプロブレムマップを「ギャラリー表示」して一覧し、グループとしてどのようなプロブレムマップを作成するか考える。

ネット授業 2

120分

時間の目安 5分
  • ファシリテーターが授業の進め方について説明
  • タイムキーパーを決める
問題を整理する 時間の目安 25分

グループワーク1

自己主導型学修1で各自が作成したプロブレムマップをグループで共有する。

  1. ① それぞれが作成したプロブレムマップを簡単に説明する。
  2. ② 6人分のプロブレムマップを「ギャラリー表示」をして一覧し、グループとしてどのようなプロブレムマップを作成するか考える。

参考

グーグルスライドのギャラリー表示について

各自が作成したプロダクトを見ながら、グループプロダクトを作成するのに便利です。

問題を整理する 時間の目安 25分

グループワーク2

各自が作成したプロブレムマップの良い部分を集約して、ネット授業1で作成したプロブレムマップを修正する。

プロブレムマップの修正(グループ)

  1. ① プロブレムマップの修正(グループ)をクリックすると中央にネット授業1で作成したプロブレムマップ(グループ)とその周囲に6人の学生が作成したプロブレムマップが表示されます。
  2. ② 各学生が作成したプロブレムマップの良い部分を中心に移動して、「プロブレムマップ(グループ)」の修正を行う。
  3. ③ 修正が終了したら、周囲を消して「プロブレムマップ(グループ)」のみを残す。

休憩 5分
学習項目は? 時間の目安 30分

グループワーク3

修正したプロブレムマップを活用して、泉夫婦の問題(全体像)を把握し、対応する際に生じた疑問と、それを解決するために必要な学修項目を決める。

  1. ① プロブレムマップを見ながらシナリオの全体像を把握した上で生じた疑問を考え、記入してください。
  2. ② その疑問を解決・対応する際に必要な学修項目を決め、「学修項目リスト」を作成する。

学習項目は? 時間の目安 15分

グループワーク4

学修項目について、「学修成果のサマリー」・「説明用ファイル」を作成する担当者を決める。

  1. ① 学修した内容を整理した「学修成果のサマリー」と、グループのメンバーに説明するための「説明用ファイル」を作成する担当者を決める。
  2. ② 「グループワーク3」で作成した「学修項目リスト」を「学修項目リストと担当者」にコピーし、右欄に担当者名を記入する。

参考

「学修項目リスト」のコピーの仕方

参考

学修成果のサマリーの例

参考

説明用ファイルの例

時間の目安 15分

授業の振り返り

本日のグループディスカッションについて自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

学修項目について、各自が学修成果のサマリーと説明用ファイルを提出する。

授業ビデオ「自己主導型学修2の進め方」を視聴してください

問題を整理する

担当する学修項目について、学修成果のサマリーと説明用ファイルを作成する。

学修成果のサマリー

  • 学修項目が「泉夫妻に関連する問題の全体像を把握し、対応策を考える」こととどのような関連があるかを説明した上で、信頼できる情報源を用いて「学修成果のサマリー」を作成してください。
  • シナリオから生じた「疑問」を解決する際に、調べた内容がどのように関連するかを、まとめとして以下の形式で必ず明記してください。

○○さんの場合は‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥であると考えられる。

説明用ファイル

  • 学修した内容をグループのメンバーに説明するために「説明用ファイル」を作成してください。(学修項目1つにつき1ファイルをスライド 3枚以内で作成する)
  • レイアウトは自由です。グループのメンバーに、学修した内容をわかりやすく説明できるように根拠を提示して作成してください。

ネット授業3概要
学習項目は?

グループワーク1

学修項目についての自己主導型学修成果を、説明用ファイルを用いてグループで共有する。

グループワーク2

泉夫婦の問題を整理し、グループとしてプロブレムマップを完成する。

グループワーク3

優先順位を考慮して問題点リストを作成する。

問題を解決する

グループワーク4

問題点リストの優先順位に沿って泉夫婦への対応策について討論を行う。

グループワーク5

社会的対応(団地全体における取組み)を考える。

グループワーク6

説明会に向けてどのようにスライドをまとめるか(説明会用スライドの概要)を検討する。

4週目 多分野が連携して高齢夫婦への対応策と地域での取組みを考える

学修項目についての自己主導型学修成果を共有して、高齢夫婦の問題を整理し、グループとしてプロブレムマップを完成する。
問題点リストを作成し、泉夫婦への対応策と社会的対応(団地全体での取組み)について討論を行い、説明会用スライドの概要を検討する。

授業ビデオ「ネット授業3の進め方」を視聴してください

ネット授業3までに各自が行うこと

1. 授業ビデオ「ネット授業3の進め方」の視聴
2. 個人で作成した「説明用ファイル」、「学修成果のサマリー」を「ネット授業3グループワーク1」のファイルにコピーする(ファイルは共有され、全員が見られるようになる)。

ネット授業3 グループワーク1
「学修成果のサマリーの共有」
「説明用ファイルの共有」にコピーして共有

3. 他の学生の作成した「学修成果のサマリー」、「説明用ファイル」に目を通し、どのようなグループプロダクトにするかあらかじめ検討しておく
ネット授業 3 150分
時間の目安 5分
  • ファシリテーターが授業の進め方について説明
  • タイムキーパーを決める

学習項目は? 時間の目安 40分

グループワーク1

学修項目についての自己主導型学修成果を、説明用ファイルを用いてグループで共有する。

展開用ファイルの共有

  1. ① 1人あたり 説明3分 質疑応答2分
  2. ② 「学修成果のサマリ-」は事前に目を通しておいて、授業中には、説明を聞いた上で、より理解を深める質問ができるように活用しましょう。

問題を解決する 時間の目安 15分

グループワーク2

泉夫婦の問題を整理し、グループとしてプロブレムマップを完成する。

  1. ① 「プロブレムマップの完成」をクリックすると中央にネット授業2で作成した「プロブレムマップの修正(グループ)」とその周囲に6人の学生が自己主導型学修1で作成したプロブレムマップが表示されます。
  2. ② 泉夫婦の問題を確認しながら「プロブレムマップ(グループ)」の修正を行う(プロブレムマップを修正する時は画面共有しない)。
  3. ③ 修正が終了したら、周囲を消して「プロブレムマップ(グループ)」のみを残す。

問題を解決する 時間の目安 10分

グループワーク3

優先順位を考慮して問題点リストを作成する。

  1. ① 「プロブレムマップの完成」から「問題点」をコピーし、 下図のように2次元展開図を作成し、「問題点の優先順位」を決める。
  2. ② 「問題点リスト」を作成する。

問題を解決する 時間の目安 25分

グループワーク4

問題点リストの優先順位に沿って泉夫婦への対応策について討論を行う。

  1. ① 「問題点リスト」の各問題点に対して
    1.泉夫妻の希望、望み
    2.泉夫妻の強み
    を考慮して、対応策の概要を検討する。

休憩 10分
問題を解決する 時間の目安 10分

グループワーク5

社会的対応(団地全体における取組み)を考える。

  1. ① 高齢化が進んだ団地には泉夫婦と同様な問題を有する高齢夫婦が多く居住していると考えられるので、団地全体としての取組みを考える。
  2. ② 具体的な取り組みについて、箇条書きで記載してください。

問題を解決する 時間の目安 20分

グループワーク6

説明会に向けてどのようにスライドをまとめるか(説明会用スライドの概要)を検討する。

  1. ① 説明会用スライドの流れを考えて、各自が作成した「説明用スライド」を活用して「説明会用スライドの概要」を作成する。
  2. ② 自己主導型学修3で「説明会用スライド(グループプロダクト2)」を完成させる。

時間の目安 15分

授業の振り返り

本日のグループディスカッションについて自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

提出物(学修成果のサマリー・説明用ファイル)について自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

泉夫婦への対応策と社会的対応(団地全体での取組み)について、検討を行い、グループで説明会用スライドを作成し、提出する。

授業ビデオ「自己主導型学修3の進め方」を視聴してください

学生用ディスカッションルームはいつでも使用可です。自己主導型学修期間中は、学生だけでいつでもディスカッションすることができます。
問題を解決する

泉夫婦への対応策と社会的対応(団地全体での取組み)について検討を行い、グループで説明会用スライドを作成する

  1. ① 「ネット授業3グループワーク6」で作成した「説明会用スライドの概要」をコピーして、「説明会用スライド(グループプロダクト2)」を作成する。
  2. ② 各問題点への対応策のスライドは担当者を決めて準備すると良いかもしれません
  3. ③ 説明会用スライドが一通りできた段階で、グループで集まり、説明時間なども考慮して説明会用スライドを完成させてください。
説明時間 15分 質疑応答 15分

説明者を決めて、説明会(ネット授業4)の準備をする

  1. ① 泉夫婦への対応策と社会的対応の説明者を決めてください。
  2. ② 説明者がスライドの内容を良く理解できるように、グループで協力してください。
  3. ③ 質問には説明グループの誰が答えても構わないので、グループで準備する。
5週目 多分野が連携して高齢夫婦への対応策と健康長寿社会実現に向けて地域の取組みを考える

全体説明会(学生が教員に説明)
リソース講義:超高齢団地における居住者の暮らしと支援方法説明会用スライドの修正
授業全体(4回)の振り返り

授業ビデオ「ネット授業4の進め方」を視聴してください

ネット授業4までに各自が行うこと

1. 授業ビデオ「ネット授業4の進め方」の視聴
2. グループで作成した「説明会用スライド」をコピーする。
3. 質疑応答の質問に対して答えられるように準備する。
ネット授業 4 120分
時間の目安 5分
  • ファシリテーターが説明会の進め方について説明
  • タイムキーパーを決める
問題を解決する 時間の目安 35分

説明会

  1. ① シナリオの確認。 「フラワーアレンジメント講習を再開したい美代夫人」のビデオを視聴する。
  2. ② 代表の説明者が「説明用スライド」を用いて教員に説明する。
    説明時間 15分
  3. ③ 教員、日本社会事業大学名誉教授 児玉桂子先生も参加して高齢夫婦への対応策と健康長寿社会実現に向けて地域の取組みについてディスカッションする。質問にはグループの誰が答えても良い。
    質疑応答 15分

時間の目安 35分

リソース講義

専門家による講義 「超高齢団地における居住者の暮らしと支援方法」

休憩 5分
問題を解決する 時間の目安 25分

グループワーク1

説明会用スライド(グループプロダクト2)の修正

  1. ① リソース講義を聞いたうえで、「説明会用スライド」を修正する。
  2. ② 時間が足らない場合は終了後に修正してもかまいません。

時間の目安 15分

授業全体(4回)の振り返り

本日のグループディスカッションについて自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

研究レポートについて自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

電子ポートフォリオ(目標書き出しシート、ふりかえりシート、成長報告書)について自己評価(ルーブリック評価)をしてください。

研究レポートの作成

終了後. e-ポートフォリオを用いた省察を行う

【本成果は、学校法人日本社会事業大学社会事業研究所2022年度共同研究費の助成を受けたものです。】

共同研究メンバー: 
代表者 小原 眞知子(日本社会事業大学社会福祉学部教授)
木戸 宜子(日本社会事業大学専門職大学院教授)
片岡 竜太(昭和大学歯学部客員教授)

共同研究 研究協力者: 二瓶 裕之(北海道医療大学薬学部教授)

研究協力: 【公益社団法人私立大学情報教育協会医療系フォーラム実験小員会】
川島 高峰(明治大学情報コミュニケーション学部専任准教授)
神原 正樹(大阪歯科大学歯学部名誉教授)
中山 栄純(北里大学看護学部准教授)
原島 恵美子(神奈川工科大学健康医療科学部准教授)
廣井 直樹(東邦大学医学部教授)
山元 俊憲(昭和大学薬学部名誉教授)